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女人高野 室生寺 [写真]

五月晴れ広がり、風薫る休日。
会社の写真好きの同僚、通称?すちゃらかフォトクラブの面々と奈良県は室生寺へ行ってきました。

JR鶴橋駅に午前8時に集合し、急行宇治山田行きに乗っておよそ50分で、室生寺の西の玄関口、室生口大野駅に到着。当初はここからバスで行く予定でしたが、バスの出発まで30分ほどあったので、ちょうど停まっていたタクシーで行くことに。

川沿いの道をタクシーの運転手さんの案内を聞きながら、約10分で室生寺の門前へ。

室生寺は厳しく女性を禁制してきた高野山に対し、女性の参詣を許したことから「女人高野」として親しまれているとのこと。

旅館の間を通り、朱色の太鼓橋を渡ると表門。そこを右手に進んでいくと入山料を納める小屋があり、600円を支払い歩いていくと仁王門が見えてきます。

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新緑に仁王門の朱色が映えてとても綺麗でした。

仁王門から鎧坂をあがった左手には国宝釈迦如来座像が安置されている弥勒堂があり、正面には金堂がありました。

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ちょうど金堂の特別拝観が開催中だったので、400円を払い中へ。

釈迦如来立像を真ん中に薬師如来、地蔵菩薩、そして十一面観音菩薩像が並び、その前に運慶の作と伝えられている十二神将像が一列に配置されていました。

Kenclipさんの影響で購入した単眼鏡で仏像の表情、色具合をつぶさに見ていると、遠めでみる仏像とは違って、よりいっそうその魅力に惹きつけられるような気がしました。

金堂をあとにして左手の石段をあがると、屋外に建つものでは日本最小という五重塔が少し長い石段の上に見えてきました。この五重塔、台風で倒れた杉の巨木によって壊滅的なダメージを受けたことが記憶に残っていますが、それもすでに12年前のこと。今では修復され、その美しい姿を緑に囲まれたなか、見せてくれています。

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いろんなアングルで撮影し、五重塔に後ろ髪引かれながら、奥の院、御影堂をめざします。

ここからはシダの群落の中、長い長い石段をあがっていきます。日頃の運動不足のせいか、あっと言う間に息はあがり、樹の間から吹く爽やかな風すら感じることもなく、やっとの思いであがりつきました。

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すでに先着していたフィルムセンター館長さんは、息の乱れもおさまっていて、「ここに比べると伏見の方がきつかったわ」とのお言葉。関バルの仲間と伏見稲荷は行きましたが、途中で引き返した身には比べようもありません。逆に言うと、あの時、引き返して正解だったということにもなりますね。

さて、そんな坂道、登るときより降りる時の方が事故が起きやすいのは定説。慎重に石段を一段一段おりました。

すると、下からお子さんを肩車して一段抜かしであがってくるお父さん。いやはやびっくりしました。

そうかと思うとやたら大きな声で「しんどい」を連発しているおばさん。そんだけ大きな声が出せるなら、大丈夫余裕で上がれますよと心の中でつぶやきました。

下山すると時計の針も11時をすでに回っていました。

後は楽しい食事の時間。

いつものように撮影に夢中?でなかなか下りてこないほっけさんに電話連絡をいれ、金堂前のベンチで小休止さながら彼を待つことに。

このメンバーで撮影会に行き、食事をとる際、11時頃なら当り、お昼をまわるとはずれのジンクスがありますが、今日はお昼前なのでおそらく当りだろうと、入ったお店は太鼓橋ふもとの橋本屋さん。
かの土門拳氏がここに宿泊し、室生寺の撮影に行かれたというお宿です。

メニューは山菜料理中心で2,100円のあじさい、2,625円のつつじ、そして3,150円のしゃくなげと用意されていました。僕とほっけさんはつつじ、館長さんはあまごの甘露煮がついたしゃくなげを注文。同時にビールも頼むのはお約束です。

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出てきたお料理はなかなかおつなお味で、ビールもおいしくいただきました。

ただ、気になったのは、つつじとしゃくなげの値段差500円はなんなんだろうか?と言う点。(館長さんすみません!!)
皿の数は僕の目には同数、ただ、確かに甘露煮はついています。
品数が増えての500円差なら理解できるのですが、同じでそれなら、甘露煮の値段はいくらなんだろう・・・と。
だめですね~~、そんなことを考えているようでは・・・。でも、これが大阪人の性なんですよね。

この考察については詳しく館長さんのブログに記載されています。やっぱり館長さんも大阪人だったんですね!!

「フィルムセンター」
http://blog.goo.ne.jp/sunamoto/e/041475b7371d33a80b589646add5d4b4

そうこうしながら、日本酒も入り、気がつけばいつものように、我々の後から来た人も入れ替わってしまった状態に。

帰りのバスの時間を確認し、バスの停留所へと向かいます。

バスの到着まではまだ時間もあったのですが、すでにバス停には長蛇の列。それもそのはず、これをのがせば次のバスは1時間半後なのですから。

乗車後バスの運転手さんに聞くと、一人で往復しているそう。片道20分で往復40分。休憩も入れると確かに1時間に一本の運行はやむを得ないところ。しかし、この運転手さん、ものすごく人当たりの良い方で、運転も丁寧だし、カーブや段差のあるところでは必ず「ご注意ください」とのアナウンスを入れてくれます。まぁ、お年寄りも多いのから仕方ないのかもしれませんが、すごく感じのいい方でした。

帰りのバスを磨崖仏で有名な大野寺で下車し、宇陀川を挟んで見える岩に線描された弥勒菩薩立像を臨みます。
このような大きなものを大きな岩に刻むのはとっても大変だったと思うのですが、いにしへの人々の信仰の気持ちには頭が下がる思いがしました。

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そこからは歩いて室生口大野駅に行き、電車の時間に間があったので、駅前に一軒だけある喫茶店で小休止。

帰りの電車も無事座ることができ、楽しい旅は幕を閉じました。

GR digital
磨崖仏の写真のみトリミング。
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コメント 4

ろばーと

室生寺は好きなお寺のひとつです。
十一面観音像、いいですよね。
電車でも行けるんですね。
山道を延々走ってやっと到着というイメージだったので意外でした。

土門拳のアングルを意識してしまいますよね(笑)私もやりました。
by ろばーと (2010-05-17 00:16) 

tora

ろばーとさん、
室生寺は静かな山間にたたずむいいお寺でした。
ちょうど帰り際に観光バスが到着。
あっと言う間に人であふれかえっていましたけど・・・。
うちらが行った頃は人影まばらで、いい感じでした。

正直言うと、土門さんの室生寺は見たことないのですが、
五重の塔を撮るならやはりこのアングルは必須ですよね(笑)

電車だと鶴橋から50分、バスで約15分というところでしょうか?
by tora (2010-05-17 07:17) 

yasu

石段に植物の陰
大伸ばしで額に入れて飾りたいくらいです。
by yasu (2010-05-17 20:51) 

tora

yasuさん、
お褒めの言葉をいただき感謝、感激、雨あられでございます。
しかし、デジだと綺麗に写りすぎて・・・。
yasuさんやろばーとさんの写真の方がわしゃ好きですわ。
by tora (2010-05-18 07:08) 

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